翰林画廊

Pick Up

2015.7.25

芸術新潮2015年8月号に掲載しています。

翰林画廊NO25

梅原龍三郎「冨士(大仁にて」
この作品が描かれたのは昭和19年終戦間近の12月
梅原は、どんな想いで描いたのでしょうか
梅原は、戦争画を描いていないとされていますが
これは、梅原の、心の戦争画だと思います。
福沢諭吉が「国光発於美術」と云うように
芸術は、国の力とも成り得る。
八百万の神まで、力を貸したような
日本の再生を願った重要な作品だと思います。

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芸術新潮

2015年8月号

おすすめ作品

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船越保武 作

「LOLA」1980 ブロンズ 高43㎝

船越の少女の上品さが、改めて感じられる
彼の代表作の一つです。

仕立ての良い家具のような1メートルほどの
高さのある台が付いています。

永遠に歳をとらない受付嬢
いつも隙のない、上品な視線と微笑みで
迎えてくれる作品です。

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斎藤真一 作

「コミネロスの古寺」油彩 SM

斎藤真一といえば、瞽女が印象的ですが
この古寺の雰囲気は、鴨居の教会
岡鹿の廃墟を思わせる、静けさがあります。

寂しさの中に夢がある
斎藤真一の哲学を感じる作品です。

SMという小さいサイズが
愛おしさを増させます。

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加山又造 作

「蛾」メゾチント 35×28㎝ 

加山又造の昆虫シリーズのメゾチントは
個人的に大好きです。

本物の蜘蛛の糸のように透明感のある
細い細い線は、華奢なのに
強さ、生命、いのちを感じます。

加山の繊細でシュールなセンスが感じられる
かっこいい作品です。

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